家に帰ると、曇りにくいネスターマーティンの窓ガラスが煤けていました。赤茶けたスモークフィルムを貼ったような感じです。煤けたのは初めてでした。ここまで煤けたからには、さぞかし息苦しかったんだろうなぁ、とS43がとても可哀想に思えてきました。湿った薪を投入されて、炎が立たなくなっても空気を増やしてもらえなかったんだろうか。「こんなことされて、苦しかったなぁ〜。ごめんな、留守にして。俺が帰って来たからもう大丈夫だぞ。今から思う存分、気持ちよく焚いてやるからな!」と心の中で語りかけていました。こんな自分はかなり往っちゃってます。
家族みんなが毎日楽しく生活できるように、という目的で導入した薪ストーブですが、凝り性の自分はいつしか薪ストーブそのものが目的化してきました。もうマニアです。一生懸命勉強し、考えています。まだ薪ストーブ歴2週間ですが、常に炎と会話しています。今、炎が何を求めているのか常に感じています。この高すぎる僕のテンションが妻と合いません。
つい、妻へ色々言ってしまいます。何をしてはダメか、どういう方法がいいのか、その理由は何か、彼女のやり方が悪い時にはいちいち指摘して直させる、そんなことをついついしてしまい、その結果、ストーブの前で険悪なムードになってしまったり。楽しいはずの薪ストーブが、、、こんなはずではなかった、、、。最初の目的を思い出さねば。で、でも。
「炎の気持ちを感じてほしい」 バカみたいですが、妻へのリクエストです。こと細かく言うのは辞めます。これからはシンプルにこれで行こうと思います。僕が彼女のテンションに下りて行く訳にはいきません。なんとか彼女のテンションを上げるしかないのです。うまくいくかな〜。
炎の気持ちを感じてほしい
2012/12/22 投稿者: ヒデ
すいません。 爆笑してしまいました。。。 まるで自分を見ているようで・・・^^;
物凄くわかります。 大体男は研究しまくって勉強してやるのに そんな情熱とは裏腹に嫁さんは・・・
しかし! 奥さんからすれば 姑の小言です。 失敗しようが どんどん奥さんにやらせなあかんとです! ガラスが煤だらけになれば掃除したればいいし、煙突が詰まれば掃除したればいいんです。 最初から上手く焚ける人なんていないし、そもそもヒデちゃん ストーブ独り占めでしょ? ダメダメ! 奥さんに醍醐味を伝授するためにも開放しなきゃ!
うちは奥さんの方が上手く焚けるって言ってますが、それは奥さんを気持ちよくさせる為のウソです!(本当だったりもするが・・・)
奥さんがストーブを構うたびに ハラハラしながら見ているヒデちゃんが 面白いように目に浮かびます(爆)
その視線をなんとかしなさい!
ストーブは暖かくなって なんぼのもんですから・・・
ね〜〜!
もう小言は言わないつもりでいたんですが、今日もずいぶん色々言っちゃたな〜。ホントについつい言っちゃう、、、。ダメですね〜。もっと器の大きな男にならんと。
今夜、ダッチオーブンでローストチキンを焼きました。自分が料理するなんて滅多にないんですが、がんばって準備してる側から妻の小言がうるさかったです。塩を塗りたくってると、「信じられん!なにそんなにいっぱい塗ってるの〜!料理やらん人は感覚が全然分からんの〜!」とか何度も叱られました。こっちは一生懸命やってるし、失敗したら失敗したで、それも面白いじゃん!っていう気持ちでやってるのに、全く心の狭いヤツだな〜、なんて思ってました。
全く一緒ですね・・・^^;