友人が古民家再生で家を建てました。
先日、その新築へお邪魔してきましたのですが、素晴らしい家でした。
150年前の古民家だったとのこと。
僕の中には古材を利用して家を建てるという発想がなかったので、
いろいろと刺激になりました。
素晴らしかったです。
ところで、その家を建てる時に使わなかった古材が沢山残り、
持て余してるとのことだったので、その一部をいただいてきました。
せっかくなので、なにかDIY用に使えないか考えてみましたが、
考えてると手がつけられなくなるので、6本だけ残して、後は全部薪用に玉切りしました。
トラックから降ろしながら、そのまま玉切りにしていきます。
こういう角材は台があると便利です。
全て長さ40cmで切り終えました。
なんか懐かしい木の匂いがしました。
母の実家がとても古い木造だったのですが、その家を思い出しました。
150年前ってことは、いつの時代でしょう?
この木が生きていたのは江戸時代ですかね?
すごいなぁ〜。
木材って長く使えるんですね〜。
パレットの上に積んでみました。
なんか、オブジェみたいで絵になります。
夜、三脚を持ち出して何枚か写真を撮ってみました。
長時間露出で明るく見えます。ほんとはもっと暗いです。
後日、この古材を割って含水率を計ってみました。
ん? 意外と高い数字を表示しています。
150年乾燥でカラカラかと思ってましたが。
単純にこういった含水率計では比較できないかもしれません。
木材はある一定水準まで乾燥すると、もうそれ以上は乾燥せず、
まわりの環境(温度や湿度)に応じて水分を吸収、排出するんでしたっけ?
ちょっとよく分かりませんが。
いずれにしても、貴重な木材ですね。
大事に使わせていただきます。
Tさん、どうもありがとうございました。
細胞レベルでは乾燥しているんですが、
仰るとおり、環境の湿度によって吸ったり出したりします。
でも、それは導管でのことなので、木材自体の乾燥は最高レベルです。
日本建築、在来工法の優れたところは、
気候風土に合っていると言うことだと思います。
薪焚亭さん、コメントいただき、ありがとうございます。
ブログの方は時々拝見しておりました。
お買い物もさせていただいたことがあります。^^
この古材、確かに乾燥はカラカラのはずですが、燃えはイマイチでした。
保管場所の影響で水分をやや含んでしまったのかもしれません。
しかし、薪焚亭さんの言われるとおり、日本古来の木造建築は素晴らしいですね。同じ気候風土で育った木材をその場所で利用する、っていうのがいいんでしょうね。100年、200年単位で使える家が木材で造れるっていうのに、改めて驚きました。家の寿命なんて40年、50年と聞かされてましたから。そういった使い捨て的な工法も考えものですね。