Archive for the ‘動画のある記事’ Category

薪棚の近くに居たら、なんか音がしてることに気づきました。


DSC01423


この真ん中の薪です。

右のナラ、左のケヤキは静かです。

真ん中のナラだけ音がします。

昼間だと雑音がうるさいので、深夜に音を拾ってみました。





分かりますか?

虫の鳴き声とは別の、カシャカシャというか、

キシキシというか、クシャクシャ(?)というような音。

薪棚全体、あちこちから聞こえます。

これって、幼虫が薪を食べてる音?

だとしたら、かなりの数がいるようです。

発信源が大量にあります。

なんてことだ、、、この薪は割ったばかり、2年はここに置いときます。

たぶん、この幼虫たちの子供にも食われるんだろうなぁ。




Read Full Post »

冬本番の朝の焚付けです。


DSC07283


朝の焚付けは家族には譲れません。

朝は薪ストーブをかわいがる大切な時間です。


DSC07285


ちなみにこの時の温度は、天板が65度ぐらい。


DSC07286


B-TOPが85度ぐらい。

最近はB-TOPも汚れてきたので、放射温度計でもそこそこ測れます。


DSC07292


炉内は熾き、炭、灰でいっぱいです。


DSC07291


炉内の壁の温度が、170度ぐらい。

後ろに置いた175kgの石がこの辺りの温度をキープするのに少しは貢献してるかな。


DSC07663


煤けることがほとんどない窓ガラスですが、僕はほぼ毎日拭いています。

煤けなくても灰が付くのです。

写真の灰は薪が爆ぜた時に飛んだものでしょう。

それ以外にもなんとなく白っぽいのがうっすらと付いたりします。

ティッシュかウェスに水をつけて軽く拭けば、すぐにきれいになります。


DSC07294


熾きと灰を整理します。

最近は毎晩就寝前にもガッツリ入れるので熾きもしっかり残ります。

ヒノキだと、どんなに詰め込んでも火の気は残りません。


DSC07296


灰が灰受けになかなか落ちなかったので、チェック。

やっぱりもう一杯だ。

これで4日分、1週間もたないですね。


DSC07298


灰受けを全部捨ててから炉内を整理します。

楽しくいじってると、復活していく熾きで顔と体がアツアツです。

これだけ熾きがあれば、そのまま小割りを入れてあげればオッケー。

でもちょっとBポジションで遊んでみます。


DSC07299


空気調整レバーの左側にあるツマミ、通常はこれを上のAポジションにしています。


DSC07301


それを下のBポジションに変えると、空気が下から入るようになります。


DSC07303


Bポジションで扉を閉めれば、下から勢いよく空気が入り、

熾きが元気よく燃えだします。

動画もどうぞ。





薪ストーブらしくない高温な炎ですね。

こんなに熾きを燃やす必要は全然ないです。

面白いからやってるだけです。


DSC07305


扉を開けると、下からの流入は落ち着きます。

ちなみに、AかBかだけでなく、その中間での調整も可能で、

上からと下からの空気の割合を無段階で調整出来ます。


DSC07306


遊びはこれぐらいにして、小割りを数本入れて扉を閉じます。


DSC07312


すぐに火が付きます。

この時は熱々の熾きでしたのでAポジションで火を付けましたが、

普段、熾きの上に薪を置いて火を付けるときに、数秒でも早く煙を炎に変えたい時は

Aポジションから少しだけB側にしてやると着火が早いです。

わずかですが、煙を立たせる量を減らせます。


最近はほとんど火の気を落とさずに焚き続けています。

おかげで、薪の減り方が半端ない。

今シーズン用の薪を焚き尽くし、来シーズン分に手をつけそうな勢いです。




Read Full Post »

針葉樹もいいもんです。

針葉樹のいいところは灰がとても少ないこと。

12月まではヒノキばかり焚いてましたが、ほとんど溜まりませんでした。

広葉樹と比べると、針葉樹はメンテナンスフリーという感じです。

焚いても焚いても、掃除しなくていいです。


一方、広葉樹は灰の量が半端ない。

最近はサクラ、ナラ、クスノキなどを毎日ガッツリ焚いていますが、

灰もガッツリ溜まります。


こないだ灰受けを掃除した時の写真


DSC06493


これで2週間経ってなかったと思う。満杯です。

満杯だと、引き出す時にこぼれます。


DSC06499


このこぼれたのを片付けるのが面倒なので、

本当は早めのサイクルで捨てるのがいいんですが、ついつい。

うちの場合、今の時期であれば、1週間に一度ぐらいですかね。

こぼさずに取り出すことを考えたら、1週間持たないかも。


わざと灰を溜めてしまい、炉内からスコップで取るっていうのありですが、

Bポジションが使えなくなるのが欠点です。

詰まって空気が通りません。

Bポジションは熾きの復活にとても便利なので、

そのためにも灰掃除はかかせません。


広葉樹と針葉樹で、なぜこんなに灰の量が違うんでしょう?

熱量半分で灰も半分、っていうレベルではないです。

同じ熱量あたりの薪の量を想像しても、針葉樹の灰は桁違いに少ないと思う。

細胞組織の違いなんでしょうか。


DSC04215


ラックに積んであるのは全部針葉樹(ヒノキ、スギ)です。

これ全部焚いてもたいした灰にならないんですよね。

もしこれが全部ナラだったら、どれだけの灰になるんだろう。

そう思うと、針葉樹を焚くのはすごく気が楽です。

焚くだけですから。


ヒノキを焚いてる動画を載せておきます。

別々のシーンを繋げて編集してありますが、全てヒノキのコロ薪です。





シーズン前半はこんなのばかり焚いてました。


DSC07009


ヒノキの熾きはサクサクで軽いです。

この熾きが燃えきった後はほとんど何も残りません。



針葉樹はとりあえずの薪、つなぎ程度にしか考えてなかったけど、

逆に今は針葉樹もたくさん欲しいと思っています。

燃え方も全然問題ないし、

メンテナンスフリーで楽という意味ではいい薪です。

もちろん、甘そうなトロリとした炎を楽しみたいときや、

朝まで熾きを残したい時は広葉樹じゃないとだめですけど。

針葉樹、広葉樹、半分半分ぐらいがいいかな。

それぞれの特徴を活かして使い分けていこうと思います。



ー追記ー

針葉樹は高温になりやすい、という話をよく聞いてましたが、

実際に焚いてるとそういうイメージは全くありません。

むしろ、広葉樹の方が高温になるイメージがあります。

細めの、中割り以下のナラなどを沢山入れてガンガン焚いてる時など、

確実にぐいぐいと高温にさせられる感じがします。

針葉樹にはそういったパワーが感じられません。

針葉樹は小排気量ガソリンエンジン、トルクは無く、軽く回る。

広葉樹は大排気量ディーゼル、トルクばりばりで、ぐいぐいと高温の世界へ連れて行く。

そんなイメージです。

針葉樹も安心して焚けるというネスターマーティンだからかもしれないけど、

たぶん、密閉式の薪ストーブはみんな同じようなものじゃないかと想像しています。

空気調整が出来ない開放型ストーブではまた話が違うでしょうが。





Read Full Post »

深夜、絞り気味で放置しておいたら、

青い炎がゆらゆらしていたので撮影してみました。





煙突ダンパー全閉、本体吸気レバーは40%(目盛り1.2)ぐらい。

樹種はサクラです。


肉眼で見るより、動画の方が紫がかった青い炎がくっきり見えます。

このカメラ(RX1)だと青い炎の輪郭がしっかり撮れるみたいです。

ホワイトバランスはオートです。


今シーズンは今のところ、ヒノキ8割、サクラ2割ぐらいで焚いています。

ヒノキでは青い炎は見れません。いつもオレンジ色です。

サクラの太薪をゆっくり焚いてると、こんな青い炎を見せてくれたりします。


動画の状態は、ゆらゆら炎優先で絞り気味です。

完全燃焼を優先するならもう少し空気与えた方がいいと思います。





Read Full Post »

触媒を外しました。

やはり詰まってました。


DSC04152


触媒の上側。

ススが変な形になって溜まってます。


DSC04158


触媒下側。

詰まり始めると、詰まりが詰まりを呼んで、加速度的に詰まっていくような気がします。

完全に詰まるのも時間の問題だったでしょう。


DSC04172


取り外した触媒。

付着してるのはほとんど灰でした。

灰の表面がススで黒く色付けされています。

灰なので軽く触れるだけで簡単に取れます。

この写真の時点で少し触れてしまって取れてます。


ダンパー側は、、、


DSC04155


うわぁ、なんじゃこりゃ。


DSC04156


またもやススまるけです。

触媒付ける前よりも酷い。

3週間でこんなに溜まるの??


DSC04171


茶碗大盛りは出ました。

いや、どんぶり一杯か。

3週間でこの量は信じられません。

しかも、これストーブの口元から1mだけだから。


触媒への期待は、炉内トロトロ燃焼、触媒真っ赤か、でした。

ちょっと不完全燃焼で煙を残してあげた方が触媒が喜ぶとさえ思っていたので。

そのイメージで絞りすぎたかもしれません。特に寝てるとき。


ん〜〜〜、想像以上の詰まりとススでした。

定期的な掃除が必要だと覚悟はしてましたが、ここまで早いとは。

焚き方を注意しても、毎月点検しないといけないのは面倒です。

それよりも、触媒の効果、メリットを感じられないようでは、、、

とりあえず触媒煙突は辞めようと思います。

触媒を外した状態で再度セットアップしました。


DSC04228


シングルの短いのを上に持ってきて、ダンパーの位置を少し下げました。


DSC04255


で今、触媒無しで焚いてます。

なんかモヤモヤしてたのがすっかり晴れたような気分です。

とても清々しい気分。

イージーな焚付け、安定した立ち上がり、

扉を開けても排気はバッフル板の上へとジャンジャン吸い込まれて行く。

燃焼中の炉内は隅々までクリアーだ。

炉内で完全に気持ちよく燃えきっている。

S43がのびのびと、活き活きと動き始めた感じです。


「あんたは考え過ぎなんだよ、もっと私の力を信じなさい。」

ってS43に言われてるような気がした。


青い炎がきれいだったので動画も撮ってみました。









Read Full Post »

触媒が詰まってきてます。

燃え方がおかしくなってきました。

まずはこの動画をどうぞ。

扉を開けた時の煙の漏れに注目。


(本体吸気レバー、煙突排気ダンパー、共に全開)


扉を開けると、煙の混じった排気が大量に漏れてきます。

それと、開けるとよく燃えだし、閉めると炎がおとなしくなるのも分かります。

このことからも煙突が詰まってきてるのは明らかでしょう。

この時は、熾きがちょっと残っていたので、そこから復活させてる途中でした。

いつもは余裕で炎が成長していくんだけど、煮え切らない燃え方が続いてて、

なんとかしようと扉を開けるとこんな感じでした。

その後、完全に温度が上がれば、まぁ普通に燃えるんですが、

動画のように温度が低い時は酷いです。

許容出来る範囲を超えてきました。

詰まるの早いなぁ。




Read Full Post »

暑いですね。

先月は遊び焚きしてましたが、最近は暑くて出来ません。

遊び焚きしてた時にエコマキというのを焚いたので、一応レポートしておきます。

たいした記事じゃありません。


DSC02440


妻がどこかで買って来たエコマキ(ちゃん)。

新聞紙かなんかを水で溶かして固めたやつですかね。


N03_7487


これを3つほど入れて焚いてみました。

ノーカットで載せてありますので、飛ばして見てください。





空気調整2(65%開け)、煙突ダンバー開放です。

10〜15分ぐらいは貢献してくれたでしょうか。

元気よく燃えるのは5分だけですね。


N03_7499


最後は熾きっぽく赤くなってました。

が、突くとサラッサラッの灰でした。




Read Full Post »

薪ストーブは導入してみないと分からない事もありますが、

S43を入れて気づいた事の一つが「音」です。

薪の爆ぜる「パチッ」とか「パーンッ」という音が少しこもった音になります。

リアルでシャープな音ではありません。

裸火で「パチッ」という音が「パンッ」とか「ポンッ」になるような感じです。

たぶんこれは二重ガラスのせいだと思います。

窓ガラスを汚さない、炉内を高温に保つ、という意味では

二重ガラスのメリットが大きいですが、

音がリアルでなく、炎を遠く感じてしまうことは、

人によってはデメリットだと感じるかもしれません。

炎を目と肌で感じるだけでなく、耳でも楽しみたい人には、この音はいまいちかも。


参考までに去年の動画を載せておきます。

音のしてるところを集めて編集してます。

動画の録音で分かるかな、、





時より「コンッ」とか「カンッ」っていう感じの音に聞こえる時もあります。

二重ガラスだけでなく、WOOD BOX の構造も音に影響してると思います。

炉内を覆っているのは鋳物だけではなく、スチールでも密封されてます。

音を聞いて、あぁ、鉄板の箱だなぁと感じる時があります。


薪の爆ぜる音を楽しみたいなら暖炉か裸火のストーブが一番ですが、

密閉式の薪ストーブでも、1枚ガラスと二重ガラスの違いや、

構造の違いで音が少し違ってくるようです。

それぞれの設計思想があるので、何を優先するかですね。

僕はS43のこの音がちょっと残念でした。

昔から漠然と抱いていた薪ストーブ(または暖炉)のイメージには、

揺らめく炎と共に必ずあの「パチッ」と爆ぜるシャープな音があるはずだから。

S43の音はそのイメージと少し違います。

でもまぁ、きれいな窓ガラスのためには仕方ないですかね。







Read Full Post »



過去の写真を見ていたらヴィンテージの動画が新鮮だったので載せておきます。

去年の話ですが、名古屋のメトスさんへ行った時、

発売されたばかりのドブレ・ヴィンテージ50を焚いてもらいました。






ネスターの炎に慣れてるので、改めてヴィンテージの炎を見ると、とても新鮮です。

我が家のS43とは明らかに違う炎ですね。

薪ストーブ選びをしていた当時は、一般的なクリーンバーンにある

二次燃焼用の背面からの空気があまり好きではないと感じていました。

なんとなくガスバーナーみたいで、ナチュラルさがないかな、と。

でも、この動画を見ると、これはこれできれいですね〜。

炉内のガスをしっかり炎に変えてる感じがして気持ちいいです。

一次燃焼用空気による、下から上へスーーって伸びる足の長い炎も素敵だ。

無理せず、自然にいい燃焼が出来る感じがします。

いいなぁ。





メトスさんへ訪問したときのレポートは下記のページにあります。

メトスさんへ行ってきました





Read Full Post »

最近はパレットをバラバラにしたものを薪として燃やしています。



パレット端材の薪


こんなゴミのような薪ですが、問題なく燃えてくれます。

これを焚いてるところを動画に撮ってみました。

20分の動画が2本で40分間、そのままノーカットです。

長いので適当に飛ばして見てください。

(使ってるカメラが20分しか連続で撮れません・・・)



0〜20分の動画




20〜40分の動画



空気調整は、1.8 (60%) 〜 1.4 (45%) ぐらいです。

何度も言ってますが、やっぱり乾燥したモノが一番ってつくづく思います。

パレットの廃材でも、乾燥してるのでちゃんと燃えてくれます。

湿ったナラよりも気持ちいいです。

ただ、パレットを燃やしてる時の炎って、ちょっと濁った炎のような気もします。

動画では分かりませんが、炎の中に少しザラザラしたのが混じってる感じ。

汚れか何か余計なモノが混じってるんでしょうか。



Read Full Post »

Older Posts »